ある日の本箱

海外の児童書を中心に読んだ本の感想などを公開しています。

訳書紹介『紛争・迫害の犠牲になる難民の子どもたち』

今年2月に合同出版さんから刊行されたUNHCR(国連難民高等弁務官事務所)の本です。

シリア、南スーダン、中央アメリカの難民の子どもたちの暮らしと、難民になった背景などを、子どもたちの写真や絵と共に紹介しています。

訳出作業を進めていた昨年(2021年)の時点では、日本で難民のニュースが報じられることも少なく、この本が少しでも難民の人たちを身近に感じるきっかけになればと思っていたのですが……その一年後、ウクライナから多くの人々が世界中に逃れ、状況は一変しました。2022年はここ最近でいちばん「難民」という言葉を身近に感じた年だったかもしれません。

この本との出会いや個人的な想いなどを、UNHCRのHPでご紹介させていただいております。

https://www.unhcr.org/jp/46995-ws-220505.html