ある日の本箱

海外の児童書を中心に読んだ本の感想などを公開しています。

『魔女だったかもしれないわたし』 :魔女の慰霊碑

物語の中で、主人公アディは村の議会に対し、魔女の慰霊碑の建立を働きかけます。 実際にスコットランドでは、魔女の慰霊碑の建立や、迫害を受けた魔女たちへの謝罪が行われているようです。 魔女の慰霊碑(Witches Memorial) https://forwomen.scot/06/03/…

『魔女だったかもしれないわたし』第69回青少年読書感想文全国コンクール課題図書に!

以前ご紹介させていただきました拙訳書『魔女だったかもしれないわたし』が、 今年の読書感想文コンクールの課題図書に選ばれました! 著者マクニコルさんの想いが、たくさんの日本の皆さまの心に届きますように。 さまざまな違いを持った人たちが生きやすい…

訳書紹介『魔女だったかもしれないわたし』

日本語版とその原書 2022年8月にPHP研究所さんから刊行された小学校高学年向けの読み物です。 自閉スペクトラムの少女が主人公の物語で、著者のエル・マクニコルさん自身も自閉スペクトラムです。 「魔女」というと、今日ではファンタジーの主人公やハロウィ…

訳書紹介『HAVE PRIDE 生きる! 愛する! LGBTQ+ の2300年の歴史』

2022年9月に合同出版さんから刊行されたLGBTQ+の歴史の本です。 古代から現代まで、LGBTQ+の人たちが社会の中でどう受け止められてきたか、わかりやすく解説しています。 レインボーカラーを配したポップなデザインで、見ているだけで元気が出ます。また中…

訳書紹介『紛争・迫害の犠牲になる難民の子どもたち』

今年2月に合同出版さんから刊行されたUNHCR(国連難民高等弁務官事務所)の本です。 シリア、南スーダン、中央アメリカの難民の子どもたちの暮らしと、難民になった背景などを、子どもたちの写真や絵と共に紹介しています。 訳出作業を進めていた昨年(2021…

新しい訳書『ぼくと石の兵士』

『ぼくと石の兵士』

ブログ開設しました!

このたび、ブログを開設しました。 海外の児童文学を中心に、最近読んだ本の感想、自分の訳書の紹介、翻訳にまつわる話などアップしていけたらと思っています。